全日本高等学校書道教育研究会 令和6年度調査部全国調査 報告
第50回全日本高等学校書道教育研究会和歌山大会【近畿ブロック開催】第1日「情報交換会」において、全日本高等学校書道教育研究会調査部により令和6年度に実施した「全国高等学校書道教育に関する実態調査」の内容について報告いたします。
全日本高等学校書道教育研究会では、2024年より全国研究大会の開催時期を夏季休業中に移行し、従来の11月平日開催の諸行事・発表等を約3ヶ月間前倒しにし、全国研究大会を運営しております。
調査部による令和6年度実施(令和6年3月送付)の「全国高等学校書道教育に関する実態調査」について、昨年度の全国研究大会では仮集計の暫定報告とし、正式発表を今年度開催の和歌山大会【近畿ブロック開催】第1日ブロック別情報交換会において、調査部部長より資料配布と調査概要報告を行いました。
令和 6 年度 全国高等学校書道教育に関する実態調査について(報告)
◇はじめに
全日本高等学校書道教育研究会調査部では、「全国高等学校書道教育に関する実態調査」を実施いたしました。
集計に当たりましては、各都道府県事務局の先生方にご協力を賜りましたことを深く感謝申し上げます。
この調査の目的は、全国の高等学校における書道教育の実態を明らかにすることにあります。
本究会では調査部設立当初から、定点観測としてのデータ蓄積を始め、書道の開講講座数や教員の持ち時間数などの基本的なことから、教育課程の展開、各都道府県における書道教員採用試験の有無、採用人数まで、
各都道府県事務局より具体的に回答して頂いたものをまとめました。
まずは調査結果をご覧頂き、全国の高等学校における書道教育の現状を把握し、
情報の共有を図りたいと考えます。
~調査の目的及び内容~
1 調査の目的
①基礎的調査としてのデータを蓄積し、精査すること。
②教育課程の実態を把握すること。
③教諭等、数の推移を把握し、教育内容に関わる資料を提供すること。
2 調査内容について
・学校数
・書道開講校数
・書道担当教員数
・複数専任数、専任+講師校数
・国公立全日制における書道専任および兼任の持ち時間数
・教育課程・・・必修から選択に
・教育課程・・・教育課程の多様化について
・教育課程・・・「学校設定科目」(「その他科目」)を設置している都道府県
(科目名,単位数,学校数)
・高校芸術教育の課題と方向性
・都道府県教育委員会芸術科担当指導主事
・都道府県教育委員会芸術科担当教育センター指導主事
・芸術科採用試験の有無
・芸術科教員採用数
・各都道府県の特色ある取り組み内容について
報告資料
PDFダウンロード版 令和6年度全国高等学校書道教育に関する実態調査(報告)PDF
Googleドライブ版 令和6年度全国高等学校書道教育に関する実態調査(報告)PDF